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観測隊員の居室で、観測隊員寝室は同じフロアに18室並んでおり、2人部屋と4人部屋があります。ベッド、机、ソファー、洗面台付きですが、バス、トイレはありません。

観測隊員室は士官室とほぼ同じ作りをしていますが、大きく異なるのは荷物です。観測隊員は倉庫に入りきらなかった一部の観測機器を自室で保管していました。観測機器は、数百万円もするような高価な精密機械もあり、大きく揺れる船内では常に落下や転倒の心配をしていました。万が一、南極に到着する前に機器が故障すると観測ができなくなるため、暴風圏通過時やチャージング航行の最中は、気が気でなかったようです。